骨粗しょう症の予防・治療について
骨粗しょう症の予防・治療は、
専門医のいる整形外科で。
予防として、まずは成長期に骨量を十分に増やしておく事です。また、女性は閉経後に急激に骨量が減少しますので、閉経後に必ず検査を行い、早めの治療開始が有効になります。骨粗しょう症による骨折では、特に大腿骨近位部骨折や脊椎椎体骨折が寝たきりの原因として問題になり、日本では増加傾向にあります。
心当たりがある方は、
当院にご相談ください。
- 痛みを伴わない背中の曲がり
- 痛みを伴わない身長低下
骨粗鬆症は、背中の曲がりと身長低下が、強い痛みを伴わず進行することがあります。骨の量が減ってくると、骨がもろく折れやすくなります。背骨の骨折がある人のうちの半分以上は強い痛みを自覚せず、いつのまにか背中が曲がり、身長が縮みます。50才以上の10年間で2cm以上、また、若い頃から4cm以上身長が縮んでくると、骨粗鬆症によって背骨に骨折が生じている可能性があります。
- ■骨粗しょう症 骨折前
- ■骨粗しょう症 骨折後
- ■骨が減少する過程
骨粗しょう症治療の概要
当院では、問診、骨密度測定、腰椎レントゲン検査、時に骨吸収マーカー等の血液検査を実施することで正確な診断を行い、早期に内服薬や注射の治療を開始しています。最近は、週一回の内服、月一回の内服や注射、6か月に一回の注射など選択が可能となり、60歳以上になれば必ず一度検査することが肝要と考えています。まず予防を兼ねて、骨折する前に検査をお勧めします。
骨粗しょう症の治療法
治療法としては、週一回の内服、月一回の内服や注射、6か月に一回の注射など選択が可能です。
骨粗鬆症の検査
- 腰椎レントゲン検査・・・腰骨のレントゲン撮影をします
- 骨吸収マーカー等の血液検査・・・他の病気で骨が弱くなっていないかを診ます
- 骨密度測定・・・腕の骨で検査時間は3分程と短く、痛みも無く測れます
以上の検査費用の概算額は3,500円(3割負担額)です。